¿Hola?とHolaの違いは?スペイン語の発音の違い
知っている単語なのに、意味が全然違う・・・
なんてことスペイン語を勉強していて思ったことありませんか?
雲と蜘蛛、橋と端など、
イントネーションの違いによって意味が異なる言葉は日本語にもありますよね。
実はこの異なる言葉が問題なのかもしれません。
さまざまな意味を持つスペイン語単語は多いですが、
このように発音によって意味や使う場面が異なるスペイン語があるのをご存知でしょうか?
今回は特に会話の中で使われる、発音によって違う意味を持つスペイン語を3つご紹介します!
🇪🇸 発音によって意味が違う言葉👇
— Ester エステル🇪🇸スペイン語 (@esuterusupeingo) October 25, 2022
➡️ Perdona
🇯🇵 ごめんね
🗣 Perdona por llegar tarde.
➡️ ¿Perdona?
🇯🇵 は?
👨🏻 Oye, dame 20€ ahora mismo.
👱🏻♀️ ¿Perdona?#エステルスペイン語 #スペイン語 pic.twitter.com/xS5mWyaOkB
発音で意味が違う単語【Perdona】
① Perdona. 「ごめんね。」
スペイン語の動詞Perdonarを命令形にしたものです。
Perdonarは主に「許す」を意味します。命令形にすることで「許して」となり、
「ごめんね」と訳すことができます。
「ごめんね」の意味で使われるPerdonaは、相手が友人や知っている人であるカジュアルな表現です。
一方、相手がよく知らない人や目上の人の場合はPerdoneを用いましょう。
こちらも同じく命令形ですが、接続法を用いている為フォーマルな表現になります。
② Perdona. 「すみません!」
①でのPerdonaは謝罪の意味でしたが、同じ発音で呼びかけの場面でも使われます。
レストランでウェイトレスを呼ぶときや道で誰かに声をかけるときなど、さまざまな場面で用いることができます。
呼びかけの場合でもPerdoneにするとよりフォーマルな言い方になります。
レストランなどでは、一般的に知らない相手であっても¡Perdona!と呼びかけることが多いです。
③¿Perdona? 「は?」
Perdonaに疑問符「?」をつけて¿Perdona? と言うと、「は?」や「はい?」の意味になります。
「¿Perdona? 」を会話中使うときには、失礼な印象を与えてしまう事があるので注意しましょう。
日本語でも「は?」と言われるとあまり良い気はしないですよね。
相手はよく知っている友人で、「¿Perdona?(は?)」と悪意なく使っていることがわかる場合は問題ありませんが、あまり知らない相手に使う場合は特に注意しましょう。
実際スペインでは「¿Perdona?」の代わりに
「No lo entiendo.(理解できません。)」や
「¿Lo podrías repetir?(もう一度言ってくれない?)」
「¿(El) qué?(何?)」 が使われることが多いです。
失礼のないようにいろいろな言い換えが可能です。使う相手や場面に注意しましょう!
発音で意味が違う単語【Hola】
①¡Hola! 「やぁ!」
挨拶の時に使われる「¡Hola! 」です。
スペイン語学習者であれば必ずどこかで使ったことのあるフレーズですね。
¡Hola! ¿Cómo estás estos días?「やぁ!最近調子はどう?」
「Hola」もPerdonaと同じように発音によって違う意味を持ちます。
②¿Hola?「えぇ?」
Holaに疑問符「?」をつけると、驚きを表す「えぇ?」といった意味になります。
会話中での、あまり良くない内容の驚きに対して用います。
また、「¿Hola?」は他にも「誰かいますか?」という時にも使われます。
¿Hola? ¿Hay alguien ahí? Es hora de irnos.
「誰かいますか?帰る時間ですよ。」
発音で意味が違う単語【Qué 】
疑問や接続を表すQuéも発音によってさまざまな場面で使い分けが可能です。
このように発音によって違う意味として使い分けながら、会話中で何度も使うこともできます。
まとめ
以上ご紹介した3つの他にも、発音によって異なる意味で使われるスペイン語は存在します。
知っている単語でも、会話の中だと発音によって別の意味で使われているって面白いですよね。
スペイン人との会話中にもたくさん使われているので、ぜひ意識して聞いてみてください!