【SER・ESTAR・TENER・LLEVAR】の使い分け・人柄の表し方

西語学習

こんにちはりょーです(@pawnspanish)

モヤモヤ
モヤモヤ

Ser Estarの違いがわからない・・

Tenerとllevarっていつ使うの?

もうパニック!!

なんて方!スペイン語勉強し始めてこうなっていませんか?

スペイン語学習者が最初に陥るパニックかと思います。そんなパニックを一つ一つ一緒にみていきましょう

この記事を見れば、なんとなく各動詞の使い分けなどができるようになるはずです!

【SER・ESTAR・TENER・LLEVAR】の使い分け

性格や人柄を表す動詞はSER・ESTAR・TENER・LLEVARなどがあります。

それぞれの動詞にはそれぞれ特徴があるので、使い分けをしっかりと把握しなければなりません。

それぞれの特徴を例文を交えてまとめました。

Ser

ser

人の性格・本質的な部分を表すときに使われる。

身分・性別・国籍・性格・職業

特徴

その人の変わらないもの。性格や職業・国籍を表すときに使われます。

職業や性格は変わるじゃんという意見が出るとは思いますが、

その時のその主語の本質的な部分になるので、変わることがないと考えて使います。

Él es mi hermano. 彼は私の兄弟です。

Es una mujer. 女性です。

Es japones  日本人です。

Serを使うときは変わらない・普遍的なものという意味合いがあるので、変わるものも使うことで、その人がその本質を持っている。変わらない普遍的なものという意味が含まれます。

例えば

Es alto, gordo y joven
彼は背が高くて、太っていて、若いです。

太る・若いは時とともに変化していくはずの言葉ですが、Serを使う事で彼の本質を表します。

日本語に近い表現だと、彼=デブ、デブと言ったら彼。みたいな。

痩せているのかもしれないのに、デブと言われる彼を想像してください。悲しいですね・・・

Estar

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一時的な体や心の状態を主に表します。Serと比較されることがよくあり、Serは普遍的な変わらないものに使い、Estarは常に変わり続けるものに使います。

特徴

一時的な体・心の状態・場所を表す。

例えば、上記の例でSer gordoと使いましたが、
Estar gordoとも言えます。

Estar gordo の場合一時的な変化なので、今は太っているという意味になります。

同じく心の状態にも使い、está contento 喜んでいるという心の状態はずっと永遠に続くわけではないので、一時的なものですので、estarを使います。

では、Es negro とEstá negroの違いは何でしょうか

Es negro は人種や職など変わらないものに使うので、黒人という意味になり

Está negro は一時的な黒いという意味になるので、日焼けなどをして肌が黒いという意味になります。

動詞一つでニュアンスが変わるので、区別して覚えておきたい所です。

Estarは

また姿勢などのポジション・どこにいるかなどにも使います。

Está en la oficina

彼はオフィスにいる。

Estoy en España

私はスペインにいる。

例外

スペイン語には地域によって使われる文法が異なることがあります。

例えばスペインのスペイン語と中南米のスペイン語には大きな文法の違いがあります。

独身という表現solteroですが、

中南米はEs soltero

スペインはEstá soltero

と異なります。

中南米は独身というステイタスは身分として扱うのに対し、スペインでは独身は一時的なものとして扱っています。

身分に関しては使われる地域によって捉え方が異なりますので、勉強する場所によって調べなければならないので、気をつけたい点です。

Tener

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所有物・体の部分・所属しているグループ・感覚を表します。

特徴

日本人には最初混乱する表現ですが、

スペイン語だと、

Tengo la nariz grande

日本語訳だと

私の鼻は大きい

と言いますが、

直訳するとmi nariz es grandeとなります。間違いではありませんが、人柄を表現するのに体のパーツの特徴をさす時、所有物として扱います。

  • 大きい鼻を持っている。
  • 短い腕を持っている。

などと使います。

日本語だと、

  • 私の腕は長い
  • 私は腕が長い

の二つの表現方法がありますよね。

スペイン語では後者の『私は腕が長い』というように使います。

年齢の場合も同じように

年齢を話す時にもtenerを使います。

27年を持っています=27歳です。

または、上記の例でいうと私は年齢が27歳です。

というように所有物のように表現します。

感覚についても所有物のように扱い、今眠いという感覚を持っている・お腹が空いているという感覚を持っている

と使います。

Tengo sueño

眠い

Tengo hambre

お腹が空いた。

Llevar

llevar

変化可能な体の一部・着脱可能な物

特徴

アクセサリー・服など着脱可能な物についてはLlevarを使います。

例えば

Lleva un pantalón

パンツを履いている。

Lleva ropa negra

赤い服を着ている。

Lleva un pendiente

ピアスをつけている。

一時的に身につけている物に対してllevarを使います。

日本語のように身につける場所によって動詞を変える事はなく(かぶる・着る・履く)一つの動詞だけでまかないます。

しかし、アクセサリー類だけでなく体の一部でも変わるものに対してもLlevarを使います。

Tenerと比較しながら見ていきましょう。

Tiene barba 彼はヒゲがある。

(いつもヒゲを生やしている)

Lleva barba 彼はヒゲがある。

(一時的にヒゲを生やしているor剃り忘れた)

Tengo un pelo negro 私の髪は黒色です。

(本来の髪の色は黒)

Llevo un pelo rosa. 私の髪はピンク色です。

(本来の髪の色ではない、髪の色・一時的な変わる物)

動詞が変わるとニュアンスが加わります。

Ser estarと同じようなニュアンスの違いがあるので、しっかりと区別しなければなりません。

まとめ

いかがだったでしょうか

スペイン語のSer Estarの違いやTener llevarの使い方がややこしいですが、一つ一つみていけばどうってことはないです

各動詞の性格などを把握していけば、使い分けることができると思います。

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それではまた!Hasta luego!

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