スペイン語を勉強するとブチあたる問題
それはスペイン語を話す国によって単語が変わる問題です。
今回はそんな国によって変わるスペイン語の違いの中でも、
「仕事」という単語について取り上げてみたいと思います。
・なんで、国によって同じスペイン語なのに言葉が違うの?
・仕事するって、スペイン語でTrabajarじゃないの?
上記の方のための、そんな疑問を解決する記事となっています。
スペインでは『仕事する』はCurrarって知ってた?
「仕事をする」という動詞は辞書を引くとTrabajarが1番に出てきます。
しかし、スペインのスペイン語ではなったく異なる単語を使ったりします。
それはCurrarです。エステル先生の解説がありますのでそちらを参照
(日本語訳は動画下 )
スペインではこの言葉がよく使われます👇🏻
— Ester エステル (@esuterusupeingo) May 6, 2020
➡️ Curro
✅ 仕事
➡️ Currar
✅ 働きます
📝 動詞Currarの活用👇🏻
Yo curro
Tú curras
Él/ella curra
Nosotros/as curramos
Vosotros/as curráis
Ellos/as curran#エステルスペイン語 #スペイン語 #スペイン語勉強中 pic.twitter.com/LtV9XMU9Ih
スペイン語訳と解説
以下が話している内容スペイン語と日本語訳です。
Hola, ¿qué tal?
Seguramente, muchos de vosotros conocéis la palabra “trabajo” y conocéis el verbo “trabajar” en español, que es lo mismo que 仕事 o はたらきます。
こんにちは
おそらく、皆さんのほとんどは働く・仕事という単語はTrabajarとTrabajoだと思うかと思いますが、
Pues bien, ¿a que no sabíais que en español utilizamos también otra palabra y otro verbo que es completamente diferente, pero significa lo mismo?
ですが、他の言葉を使うことを知っていますか?全く異なる言葉を使いますが、意味は同じの言葉があります。
Es el verbo “currar” y el nombre sería “curro”. Por ejemplo, en esta frase: “Todos los días voy al trabajo en coche”
podemos utilizar también la palabra “curro” y la frase sería: “Todos los días voy al curro en coche”.
動詞Currarという単語です。名詞はCurroです。
例えば、このフレーズでは
「毎日車で仕事へ行きます」
また、名詞Curroという単語も使うことができます。
また、例えばこのフレーズでは
「毎日車で仕事へ行きます」
El verbo sería así: “currar”. ¿Cuándo utilizamos este verbo o esta palabra? Bueno, pues lo utilizamos cuando estamos hablando con amigos o con personas con las que tenemos confianza. Y es una palabra que suena un poco más simpática que simplemente “trabajo”, que es más seria.
動詞はCurrarです。では、この動詞はいつ使うんでしょうか?
それは、親しい人や信頼がある相手に使います。
この言葉はTrabajoという言葉よりも親近感のあるカジュアルな表現です。
Si queréis conjugar el verbo “currar”, como es un verbo de tipo -AR (del primer tipo), lo único que tenéis que hacer es utilizar las mismas normas que utilizáis para la versión formal, que es “trabajar”.
もし、この動詞の活用を変化させたい時はAR動詞の変化と同じです。動詞Trabajarと同じ活用ですので、同じように使ってください。
以上がスペイン語と日本語訳になります。
日本語訳は直訳せず、わかりやすく解説を交えている部分があるので、若干直訳と異なる部分がありますが、その辺が気になる方はコメント欄にお願いいたします。
そもそも中南米とスペインのスペイン語はなぜ異なるのか
上記で書いたように「働く」一般的にはTrabajarになります。
しかし、スペイン語を話す国々では様々な独自の単語が存在するため、多くの言葉が辞書に載っていなかったり、載っていても、
・スペインでしか使われていません。
または、
・中南米で使われています。
などの表記があります。
そもそもなぜスペイン語を話す国なのに、言葉が異なるのか。
それはアメリカとイギリスの英語が異なると同じようにスペイン語圏でも同じような異なるスペイン語が話されているのです。
もともと、中南米はスペインに植民地化されていたこともあって、スペイン語が中南米では話されるようになりましたが、もともと話されていたスペインのスペイン語がスペインで進化を遂げたり、中南米で独自の発展を遂げたりなどをし、全体的には同じものの、アクセントや単語の違いなどが現れるようになりました。
中南米とスペインの違い
地域によって言葉の違いがありますが、スペインと中南米では異なる単語をいくつか紹介したいと思います。
冷蔵庫
スペイン🇪🇸 Nevera
メキシコ🇲🇽 Refrigerador
ズッキーニ
スペイン🇪🇸 Calabacín
チリ🇨🇱 Zapallo italiano
ペン
スペイン🇪🇸 bolígrafo
アルゼンチン🇦🇷 lapicera
パソコン
スペイン🇪🇸 ordenador
ラテンアメリカ computadora
などなど。
多くの異なる単語があるためこの記事では取り上げませんが、
次回スペインと中南米の単語の違いをご紹介したいと思います。
また、エスパハポではYouTube・ポッドキャスト などでもスペイン語学習について発信していますので、そちらも是非チェックしてみてください!
それではアスタルエゴ!