【R・L・RRスペイン語練習方法】巻き舌できないのは遺伝じゃない

西語学習

Buenas!

スペイン語を勉強していて、日本語に似ているから発音しやすいというメリットがスペイン語学習に強く手助けになっているかと思います

しかし、発音においてこんな方が多いのではないでしょうか

モヤモヤ
モヤモヤ

RとLの発音の違いがわからないよ・・・

英語のRとLの発音で発音してもスペイン人に通じないよ・・・

巻き舌・・・ヒィーーーー

なんて方多いのでは?

事実、スペイン人の中にもRとLの違いがわからない人も中にはいます。
しかし、そういう彼らもある裏技を使ってRとLを区別していたりします

今回は、RとLの発音の違い。そして、日本人が大の苦手とする巻き舌についての仕組みと簡単にできる巻き舌の練習方法をご紹介します。

RとLの発音の違いと巻き舌RR

まずはRとLの発音の仕方について説明していきたいと思います。

いいから、巻き舌の仕方だけ教えてよ!

なんて声が聞こえてきそうですが、一旦落ち着きましょう

発音の仕方を1から仕組みを学ぶことによってしっかりとした発音ができるようになります。

数ステップを通り越して巻き舌を覚えても、気休め程度にしかならず、あとでどうやってやるんだっけなんて忘れてできなくなってしまうことがありますので

ここは一旦落ち着いて、発音の方法を1から学んでいきましょう

巻き舌の発音方法習得する際にRとLの発音を区別する事が大切になり、巻き舌習得の基礎知識になりますので、RとLの違いについて見ていきましょう

【Rの舌の位置】RとLの発音の仕方

まずはRの発音方法についてから見ていきましょう。

スペイン語のRの発音は比較的簡単です。

Lの方が簡単じゃない?

と思った方!挙手!

その方は英語が流暢に話せる方だと思います。

その方は英語を一旦おいておきましょう

なぜなら、英語は文頭にRがあると口を「う」の形から発音するなど、単語の中で舌を強く・弱く丸めるなどの様々なルール・発音があり、日本人が苦手とする分野だと思います。

(英語は専門外なので、その点は突っ込まないでくださいbyりょー)

ざっくり言うとスペイン語のRと英語のRは違うと言うことを念頭に入れておいてください

まずはRの発音ですが、舌の形を覚えていきましょう

Rの発音は舌先を若干上顎に触れた瞬間に下に引き込み発音します。

極端に言うと下で空気の通り道を塞ぐように覆い、下に舌を下ろすような形です

Rの発音

私の手書きで申し訳ないですが、イメージ的にこんな感じで、青い部分に舌がつきます

動画でも紹介していますが「らりるれろ」の「ら」と「ろ」の発音と似ています
※人によってはLの発音で「らりるれろ」を発音している人がいるので、一概には言えませんが。

舌の形を覚えたら、その形でラ行を発音していきます。

動画でも紹介している単語を見て練習していきましょう。

【Lの舌の位置】RとLの発音の仕方

次はLの発音の仕方です。

こちらはスペイン語と英語全く同じように発音するので、先ほど、挙手した方には簡単かと思います。

上の前歯の裏側に舌を強く押し付け、素早く後ろに引いてラ行を発音します。

・・・?

ちんぷんかんぷんなんだけど・・・

なんて方も大丈夫!

「レストラン」「ラクダ」を発音してみてください。

舌の位置どこにありますか?多分前歯の後ろにくっついていませんか?

日本人はRとLの違いがわからないと言いつつも無意識にRとLの発音を分けています。

それを知るメゾットがないだけなのです。

Lの発音

イメージ的にこんな感じかと思います。

舌を突き出すような形になっているかと思います

【RとLの発音】それでは練習してみましょう

RとLだけが異なる単語をピックアップしました。

発音が異なる単語で、全く意味が異なります

Rの単語Lの単語
PeraPela
SaraSala
HoraHola
MuroMulo
VaraBala
PeroPelo

VaraとBalaはVとBが異なりますがスペイン語ではほとんど発音は変わらないので意識しないで大丈夫です。

発音するのはちょっと恥ずかしいですが、家で発音しながら練習してみてください。

少しの練習で必ず上達する事間違いなしです。

【RR】巻き舌の発音の仕方

巻き舌が出来ない!難しい!という方結構日本に多いかと思います。

やっっぱり日本語には巻き舌の発音はないので習慣的に使うこともないです。

日常生活でいつ巻き舌を使うのか・・・そう言われると思いつくのが
アニメぐらい?

声優の若本さんがよく使っているのが最初に思いつきます
ドラゴンボールのセルなど。

スペイン語ネイティブは全員は巻き舌ができない

スペイン語話者であれば、巻き舌ができると思うとは思いますが、実はスペイン語ネイティブであっても巻き舌ができない人がいるんです。

巻き舌悲しみ

ある研究によるとスペイン語話者の70%が巻き舌ができ、できない人は30%という結果もあります。

つまり、ネイティブだからといって巻き舌が必ずできるという訳ではないのです。

なので、巻き舌ができない方は落ち込まなくて大丈夫です!

巻き舌ができないのは遺伝なの?

巻き舌ができないのは遺伝であるかどうか、気になる

以前までは巻き舌ができないのは遺伝によるものという研究結果がありましたが、様々な研究により、最近は遺伝かどうか疑わしいという研究も出てきています。

ある研究では日本人の巻き舌ができる人の遺伝子的な割合は約60%ほどだそうです。

そう考えると、遺伝子的に巻き舌ができないのであればスペイン語学習者の半分は巻き舌ができないはずです。

でも、なぜ巻き舌ができる人がいるのでしょうか?60%の人たち?

もし仮に遺伝子的に巻き舌ができない人だったとしても、巻き舌は練習すれば必ずできるようになるからです

巻き舌の練習方法をお教えします!

巻き舌練習方法3つ

簡単な巻き舌の練習方法を3つほどご紹介します

まずは、

舌の形を丸めて、上顎につけ、すぐに下に引きこむと同時に空気で振動させ

そして・・・

モヤモヤ
モヤモヤ

いや、まじわからん・・・

そもそも巻き舌ができない時点で、舌の形とか空気の振動とかわからない

ですよね笑

そんな方のために、日本語で無意識的に巻き舌を使っている単語がありますので、それを使って練習していきたいと思います。

巻き舌のコツ①「サッポロトトロラーメン」

これは結構有名な練習方法で、「札幌」の発音に巻き舌が含まれています。

一度、発音してみてください!

いや、恥ずかしがってないで、ほら発音してみて!

よくできました

どうですか?舌が一瞬口の中で

「とぅルゥん!」

となりませんでしたか?それが巻き舌のコツです。この舌の動きを意識的にできるように慣れば、巻き舌ができるようになります。

まずは、この舌の動きを何度を体で覚えるために「札幌」を発音してみてください。

慣れてきたら、トロロも含めると舌の動きがより強調され、舌が覚えてくれます。

札幌トロロ・・

札幌トロロ・・

札幌トロロ・・

札幌トロロ・・

このように繰り返して練習してみてください。

巻き舌のコツ②「ぶるん」

初めて聞いた巻き舌練習方法かもしれません。

これはネイティブがよく練習するために使われる方法で、実際の海外のスペイン語のクラスで練習に用いられます

「ぶるん」の「る」と「ん」の間に空気を爆発させるような破裂音があるかと思います。

この破裂音が巻き舌になります。

こちらも何度も「ぶるん」と言ってみましょう!

ぶるん

ぶるん

ぶるん

・・・・なんで発音してないんですか?
もしかして電車の中ですか?

さぁ恥ずかしがってないで!いきますよ!

ぶるん

ぶるん

ぶるん

インスタグラムでも解説しているよ

巻き舌のコツ③「エアーキスで練習」

この練習方法は上2つとは違い単語ではありません。

口の形を巻き舌の発音にし、巻き舌をダイレクトに練習するものです

まずは口をタコのようにすぼめ、舌を口の上につけます。

その時、舌はできるだけ、のど方面・後ろに持っていくとしやすいです。

そして空気をだします。

「ぼおおおおううぅ」

って間抜けな音がしませんか?

それでOKです。空気が舌にちゃんと当たっている証拠です

これを何度も続けると舌先が、若干揺れているのが感じられるようになってきます。

これは何度もやって感覚を身につけなければなりません。

揺れを感じるようになってきたら徐々に舌先を前にずらします。

前歯の裏あたりで舌先を振動させられるようになったら、習得です!

ちょっと難しい方法で、根気が必要ですが頑張ってみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

RとLの発音の違い・巻き舌の仕方をまとめました。

慣れていない方は結構難しいかもしれませんが、めげずに練習すれば必ずできるようになるはずです。

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それではHasta luego!

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