せっかくスペイン語を勉強したのだから、もっと学びたい!という方も多いのではないでしょうか
実は、スペイン語はスペインだけでなくいくつかの国で話されていて留学するのにオススメの国がたくさんあります。
しかし、国によって方言やアクセントが異なり、
ひどいところではまるで別の言語のようにスペイン語が話されている国があるので、
スペイン語を話している国ならどこでもいいという考えは注意が必要です。
アクセントや話し方を重点的に選びたいなと思っている、海外でもスペイン語を勉強したい!という方のために
言語の観点からおすすめの国5選と言語の特徴をご紹介します。
留学でスペイン語を学ぶのにおすすめの国5選
オススメしたい国のスペイン語は
- スペイン
- メキシコ
- アルゼンチン
- コロンビア
- プエルトリコ
のこの5つの国です。
これらの国はそれぞれ独自の歴史と文化を持っており、スペイン語もそれぞれ独自の味を持っています
しかし、スペイン語を話している国だから大丈夫と安心してはいけません。
国によってはごちゃ混ぜの文化背景があります。例えば、
スペインでは、スペイン語が公用語であり、人口の約91%がスペイン語を話しています。
メキシコはスペイン語が公用語ですが、先住民族の言語も多く話されています。
アルゼンチンでは、スペイン語が公用語であり、国民の大半がスペイン語を母語としています。
コロンビアでは、スペイン語が公用語ですが、地域によって多くの方言があり、地域によって異なります。
プエルトリコでは、スペイン語が公用語であり、人口の大多数がスペイン語を話しています。
などなど、いろいろな言語背景があります。
言語文化背景をまとめたので紹介していきます!
メキシコ
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スペイン語の特徴
メキシコは世界でも有数のスペイン語圏の国ですが、その言語にはいくつかの特徴があります。
また、メキシコのスペイン語は一般的にインフォーマルで、
現地の人々の間ではスラングがよく使われています。
スペイン
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スペインでスペイン語を学ぶことは、様々なメリットがあります。
まずヨーロッパに位置し、様々な経済圏でビジネスを学べば就職に有利になります。
多言語の国が周りにあるので、スペイン語圏だけでなく様々な文化を
より深く理解できる環境にあることも大きなメリットです。
周囲の人々とより深く交流することができ、
新しい文化、料理、ライフスタイルを体験できるのもスペイン魅力です。
スペイン語の特徴
スペインのスペイン語は、はっきりとした発音で知られています。
また、文字と文字の間の移行がスムーズで、無声文字がほとんどないため、理解しやすいと言われています。
また、ラテンアメリカの国々で使われていた tú 形に代わって、
スペインでは vosotros がよく使われます。
さらに、pretérito imperfecto(線過去)がより頻繁に使われ、
地域によっては代名詞の「あなた」(tú)がほとんど使われないところもあります。
アルゼンチン
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スペイン語の特徴
アルゼンチンのスペイン語は、他の方言とは一線を画す独自の特徴を持っています。
なかなか習得するには難しいですが、習得すれば面白いと思います。
アルゼンチン・スペイン語では、二人称代名詞の tú の代わりに vos を使う voseo が多用されます。
また、アルゼンチンの下層階級が作った非公式のスラングであるlunfardoが使われます。
このスタイルは、従来のスペイン語とはかなり異なり、友人や家族と話すときによく使われます。
コロンビア
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スペイン語の特徴
コロンビアのスペイン語は、他の国のスペイン語とは言葉も意味も異なります。最も顕著な違いは、
名詞に対する愛情を表す「-itos」という小詞が使われることです。
コロンビアのスペイン語の発音も特徴的で、最も顕著な違いはsの音の発音で、よく伸び、
shのように聞こえることもあります。
プエルトリコ
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スペイン語の特徴
プエルトリコのスペイン語は、タイノ語や英語など、いくつかの方言が混ざったものです。
プエルトリコのスペイン語で最も顕著な違いの 1 つは、その文法です。
代名詞の「あなた」(tú)はほとんど使われず、
「あなた」の正式な形である usted に置き換えられることが最も多いです。
プエルトリコでは、現在進行形を表すのに、標準的な -ando や -iendo ではなく、
動詞の語尾 -as が使用されます。
まとめ
海外でスペイン語を学びたいと考えているなら、
この5カ国はそのスタート地点としてオススメの国です。
それぞれの国には、独自の歴史と文化、そして独自のスペイン語があります。
これらの国でスペイン語を学ぶことは、それぞれの国の言語と文化を学び言語だけでない、
多くの経験ができる素晴らしいものになること間違いなしです。